ひな祭り2010

遅ればせながら、本日、ひな祭りのお祝いをしました 

メニューは、

アンパンマン巻き寿司
カタツムリ巻き寿司

(このふたつは、長女がつくりました

カップちらし寿司
とりの照り焼き
おすいもの
ピーチケーキ


でした




“アンパンマン巻き寿司”と“カタツムリ巻き寿司”は、
今日、子供料理教室に行った長女が作ってきてくれました

「すごく大変だった〜」と言っていましたが
上手に出来ていてびっくり
おかげで、素敵な食卓になりました

ピーチケーキは、生地の中にも、角切りの黄桃が入っています


ちなみに、去年のひな祭りメニューはこちら

来年もまた、家族みんなで、元気にお祝いできますように


そして、明日は結婚記念日…11周年です


・カステラに沁みゐる光ひとひらづつ切り分けながら我が冬を閉づ

・卵白を泡立てること上手くなり結婚の日は具体となりゆく


 栗木京子『水惑星』より




# by てこな(真紀) | 2010/03/06 21:54 | 短歌日記 | Comments(13)

夕陽のわれ〜「棧橋」101号批評会

27日(土)の座談会に続き、28日(日)には「棧橋」の批評会に行ってきました。
「棧橋」とは、短歌結社「コスモス」内の同人誌です。
批評会を傍聴させていただくのは、今回で3回目で、
10時半〜17時の長丁場(?)にも、慣れてきました

ちなみに当日は、東京マラソンの開催日で、会場はまさしく、その沿道にありました
ランナーの数と躍動感に、思わずパチリ

わたしも走りたくなりました
(こう見えても、元バスケ部ですから、学生時代はマラソンは得意でした

さて、「棧橋」101号の中で、心に残った歌を何首か紹介します。



・思い出と呼ぶにはすこし早すぎて秋の夜霧につつまれてゐる
 (平野清一)

・あたたかき秋の雨ふりうっすりと壁に打たれし釘が目を開く
 (小野はつね)

 息子へ
・ほほえみてうなづくだけでよいのです夢を語れという問いになど
 (朝比奈美子)

・しんざうとしんざうかさねあふときにかよふものありはつふゆちかし
 (浅野千里)

・現し身もこころもへそが中心なりあの世の母の形見のへそよ
 (宮里信輝)

・整理する犬の遺品のなかにありてクマのオモチャが「キュイ」と音出す
 (尾崎潤子)

・「オレのこと名前で呼んで」あたらしく父を得し子がぼそつと言へり
 (福士りか)

そして一番心に残ったのはこの歌。
・かなしみのあかいこころは夕陽なり夕陽のわれに人はほほゑむ
 (小島ゆかり)

夕陽は物悲しいけれど、うつくしい。
悲しみをたたえたひとはうつくしく、そのうつくしさと強さは、人の心を打つのだと思う。
悲しいことがあった時に思い出す歌が、またひとつ心に増えました。



こちらは、「棧橋」101号(画像奥)と、ガリ版刷りだったという「棧橋」3号(昭和60年発行/画像手前)。
卒業文集のような「棧橋」3号に、歴史を感じます。


それから、次号より、わたしも「棧橋」に参加させていただくことになりました。
実力者揃いのなかで、わたしが参加していいのだろうか……と感じつつ……たくさん揉まれて向上していけたらいいな、と思っています。

こちらの画像は、昨日のひなまつりの夕飯。

娘たちが嫁に行きそびれては大変ですが、やっぱりパパがいる日に、おひなまつりをやりたいので、
今年は6日(土)にお祝いすることにしました。
ケーキやご馳走は、その時につくるので、昨日は簡単な夕飯になりました

# by てこな(真紀) | 2010/03/04 13:55 | コスモス短歌会 | Comments(6)

心と言葉〜子どもの感性・表現をどう引き出すか〜市川手児奈文学賞座談会

2月27日に、市川手児奈文学賞・市川市主催
「心と言葉〜子どもの感性・表現をどう引き出すか〜」という公開座談会に行ってきました。


当日は、短歌、俳句、川柳の、手児奈文学賞選者の先生方と、実行委員長の吉井道郎さん、顧問の神作光一さんがいらっしゃり
市川市の小中学校の先生方とともに、上記のテーマについて話し合われました。

市川市では、手児奈文学賞のほかに、小学校への「出前授業」を行っています。
熱心に取り組まれている学校では、そのほかに校内の短歌コンテストや百人一首大会、異学年と一緒の句会を開催したり、
学級便りで短歌を紹介したり、子ども達に短歌日記を書かせたり……と、
さまざまな取り組みが行われているという報告がありました。

また、昨年は教員への短歌の指導も行ったそうです。
わたしも数回、小学校で短歌授業を開催しましたが
先生方にも「短歌は難しい、わからない」という意識が少なからずあるようですので、これはとても良い取り組みだと感じました。

そのほか、修学旅行中に俳句を詠み、「奥の細道」のような紀行文を書いていた中学校もありました。

また、こんな真面目な座談会の中で、ちょっと恥ずかしかったのですが
わたしの《親子短歌あそび会》の内容なども、例のいろいろな小道具を見せて説明しました。

詳しくはカテゴリ《親子短歌あそび会》をご覧ください。

それから、このような取り組みに「どうしたら、親御さんたちに参加してもらえるか」という話がありました。
学校の勉強としての取り組みと、わたしの《親子短歌あそび会》とは、
目的なども違いますし、教員でないわたしが言うのはおかしいかもしれませんが、
わたしは、まず、子ども達に「楽しかった」という体験をさせることが大切ではないかと思います。

「まずは短歌(俳句、川柳)の歴史から…」ではなく、「まずは短歌(俳句、川柳)の楽しさから」伝えていくと良いと思うのです。 
学校の授業となると、どうしても歴史や作品の添削が必要になるとは思いますが、
まずは「短歌(俳句、川柳)って楽しいね」という体験をさせれば、子どもたちは、家に帰ってからも、お母さんにそのことを伝えるはずです。
そこから、親御さんたちにも、興味を持ってもらえるのではないかと思います。

《親子短歌あそび会》では、お母さんと一緒に楽しむのですが(短歌のリズム遊び、短歌クイズ、絵本をつかった付け句など)、
終わったあとに、子ども達も「楽しかった〜」と言ってくれ、
お母さん方も「短歌ってむずかしいと思ってたけど、おもしろいんだね」と言ってくださることが、わたしは一番うれしく思います。

ちなみに、わたしは、中学時代、伊勢物語を勉強した時、その中の恋の歌に「和歌で恋の勉強(?)ができるんだ〜」と思い、
和歌、短歌に興味を持ち始めたのです
中学では、紀行文のほかにも、恋の歌を取り上げたら、いいかもしれませんよね。

また、折しもその当時、俵万智さんの「サラダ記念日」がベストセラーになっていて、私も読んだものです。
「サラダ記念日」のような歌集が再び出現したら,お母さまたちに興味を持ってもらうきっかけになるのでしょうけどね。

でも、とても有意義な座談会でした。
市川市のこれらの取り組みが、もっともっと発展していくことを願っています

# by てこな(真紀) | 2010/03/02 21:58 | 親子短歌あそび会 | Comments(4)

《COSMOS集》「宇宙の胎児」〜「コスモス」2010年3月号

一週間ほど、風邪っぴきのわたしでしたが
ようやく少しよくなってきました。
早く暖かくなるといいですね

さて、今月の「コスモス」では、またまた久しぶりに《COSMOS集》(「あすなろ集」「その二集」特選欄に掲載されていましたので紹介します。

タイトルは、選者の先生がつけてくださいます。





《COSMOS集》


「宇宙の胎児」 城戸真紀


・あのひとへの未練やわらぐ陽のなかで棒寒天をもどしておりぬ

・あのひとの心変わりを受け止める測量をする男のごとく

・おゆうぎ会で悪役演じ切った子につくらせてやるイチゴフルーチェ

(マイケルへ)
・きっと今きみは笑っているだろう宇宙の胎児になったのだから

・おねしょ布団のように命を香らせてわれも乾こう冬の陽のなか


 (桑原正紀 選)



☆一首目、二首目…このところお得意(?)の未練短歌…。
でもなんだか、未練も薄れてきたようですね(人ごとのよう…?!)

☆三首目…次女のこと。12月のおゆうぎ会で、本当はお姫様をやりたかったけど、見事に悪役を演じきりました!
とってもとっても上手だったので、ごほうびにフルーチェをつくらせてあげたのです

☆四首目…マイケル・ジャクソンへの晩歌シリーズ
この歌から「宇宙の胎児」というタイトルがとられました。
まだ時々悲しくなるけれど、この歌のように思うと、少し悲しみが和らぎます。

☆五首目…未練も悲しみも、冬の陽のなかで、少しずつ、和らいでいくのです


画像は、ネバーランドのThank youカードだったという、わたしのお気に入りの絵。
宇宙の胎児になったマイケルは、こんなふうに楽しそうに笑っていたらいいな…と思います


# by てこな(真紀) | 2010/02/20 22:22 | コスモス短歌会 | Comments(4)

〈母〉のスイッチ〜「コスモス」3月号『新扇状地』

寒い日が続いていますね…
わたしはまんまと、風邪をひいてしまいましたゴホゴホ…
…が、
1ヶ月後に迫った卒園式に向けて、
役員さんの仕事もいろいろと忙しくなってきたので、頑張っています。


さて、昨日、「コスモス」3月号が届きました。
今月号には、目次にわたしの名前が二つ…

今月号には、通常の詠草のほかに、
作品を15首掲載してくれる「新扇状地」と、
「小随筆 風鳥派」

恐れ多くも掲載していただきました。


まず今日は、「新扇状地」の作品を紹介します。

恐れ多くも1ページを割いていただき、
恐れ多くも写真入りでの掲載です

写真は、《短歌ポストカード》の写真も提供してくれている空天さんぽ』の“わっふるさん”撮影。




 
〈母〉のスイッチ
                       城戸真紀
 
 
みつあみの手綱ははずれそれぞれの世界へ子らが駆け出してゆく

うらがえしに脱ぐ子らの服干し終えてくるんと変わる〈母〉から〈われ〉に

ある日恋におちる予感はまだあって艶が出るまで混ぜるメレンゲ

鍵につけたキューピーふたつ 手をつなぐ子らのかわりにゆらしてあるく 

ママじゃない時間をのせてボート型タルトが午後のカフェにうかびぬ 



ラテアートのハート崩せば教室で泣きそうになる子の眉の見ゆ

ランドセルを子がおろすときわが胸にパチンと入る〈母〉のスイッチ 

八歳のこころしだいに色づきぬココアにのせたマシュマロのごと

バター箱のようなバスから降りて子は母の胸にて常温にもどる

スカートにためたどんぐりこぼすように子は話し出す「ようちえんでね…」



母親としての甘さを自覚して故郷のいちご〈紅ほっぺ〉食む

ときに子はわが背に書く「てんてんはおっぱい」という〈母〉のひともじ

想像はしないでおこう子どもらのおっぱいがふくらむ日のことは

いやなことがあると夫が買ってくるキャラメルプリンのふるえを分け合う

真夜中に授乳した日も遠のいて家族四人で寝息を合わす





選がない15首というのは…やはり難しくて、
なんだかこれでよかったのかわかりませんが…
家族のことを詠んでみました。

でも、全体的にカタカナを使いすぎているし、
『歌壇賞』の時も批評されたように…なんだか(歳のわりに)幼い感じがしますね

これからはもっとたくさん歌集を読んで、勉強しないとな…
と感じました。

皆様の感想もお待ちしています

そして、皆様も、体調にはお気をつけくださいね





# by てこな(真紀) | 2010/02/17 21:52 | コスモス短歌会 | Comments(10)