おばあちゃんは花や木が大好きでした
若い頃はまた違うかもしれないけど、
おばあちゃんになってからの1番の趣味は園芸だったんじゃないかなぁ
アパートの前にある庭を借りて、おばあちゃんは色んな植物を育ててました。
梅やきんかんが成ったり、大きいバラの花が咲いたり、アロエやネギ、名前の知らない花、いろんな植物がたくさんあります

そんな園芸好きのおばあちゃんにも、園芸が趣味になるきっかけがあったみたいです
おじいちゃんからこんな話を聞きました。
おじいちゃんは、おばあちゃんと結婚をしてからも、趣味で小説を書いていました
2人は結婚をする前に文通をしていたのですが、その時の恋文を、ある時小説で発表したそうです
わたしも読んだことがあるのですが、
ただのデレデレした恋文ではなく[笑]、世の中のことや政治のこと、難しい話題もたくさんあるんです。
でもその中でもチラチラと二人が好き合ってるんだなぁーって分かる文章があって、
なんとも言えないこしょばーい気持ちになりました
わたしの知ってるおばあちゃんからは想像できない様な
可愛いらしい乙女ちっくな言葉もあって、キューンとしました。
話が反れましたが、
その小説を当時読んだ弁護士婦人が、ファンになったと家を訪ねてきたそうです
そこで、おばあちゃんとその婦人が意気投合し、婦人が好きな園芸の話でも盛り上がったようです
後日、婦人から連絡があり、
おじいちゃんの名前で、園芸雑誌の会員費を1年分払っておきました
と言われたそうです。
そこから、おばあちゃんが本格的に園芸を始めたんや

とおじいちゃんは言っていました
おばあちゃんの趣味が園芸になったのは、おじいちゃんからしてみれば、
『じいちゃんがばあちゃんとの恋文を小説に発表したからや

』だそうです

[笑]
そのおかげで弁護士婦人に出会えたんだもんね。
出会いは人の人生を変えるって言うけれど、本当にそうだと感じました
人との出会いは大切に
おじいちゃんと、天国のおばあちゃんが教えてくれたことです。